カズマが掲げる3つの“SINKA(進化・新化・深化)”。
それは情熱と探求心を忘れないモノづくりを原動力として
常に商品へと注ぎ込まれています。
原点であるラッシェルレースをはじめ、
エンブロイダリー(刺繍)、未来開発、新提案テキスタイルなど、
さまざまな商品にカズマのスピリットを込めながら、
インテリアファブリックに革新を起こし、
暮らしを豊かにする新商品を生み出し続けています。
本社1階は展示室兼打ち合わせスペースとなっており、弊社製品を実際にご覧いただきながらお打ち合わせをすることができます。
製品を見ながらお話をする事で、スムーズなお打ち合わせとイメージの具体化を図れます。
カズマの原点であるラッシェルレースを再確認し、次の30年に向けた新テキスタイルを提案。
経糸に黒原着糸、挿入糸に色鮮やかなスーパーブライトを使用して、シンプル柄ながら光沢感のある生地を作ります。機械には7枚の地筬を配置し、厚地から薄地まで様々な生地の生産が可能です。
ライナー糸にカチオン、地糸にレギュラー糸と2色染めをすることで、柄にメリハリが出ます。機械は24ゲージで柄筬が24枚、地筬が2枚配置されているのでレースのベーシックな柄が製作できます。
1リピート(20cm)に74種類の柄糸を挿入し、複雑な動きで繊細で優雅なレース生地を作ります。当社の機械は太い糸も編み込め、柄筬が多く多色糸を用いることもできます。
柄はブライト糸を使用し、光沢感ある大柄を表現。さらに侍医とにカチオンを使用して柄と地の2色染めが可能になり、深みのあるデザインとなりました。
編機前後にニードルバーを2列配置して、前後に2枚の生地を同時に生産。ピエゾジャガードがあるため、同時に前後全面に自由な柄が出せます。
横糸は自由に選んで挿入でき、配置のバリエーションもほぼ無限。様々な柄を表現することができます。織物にはない穴地を使用した柄が特徴です。
ここからいくつもの新製品が生み出され、これまでも、これからもカズマを支え続ける製品。
マレーシア工科大学岩尾教授の「太陽熱反射都市冷却理論」とマッチし、地表面の温度上昇を低減。「光透過性シート材及びその製造方法」として特許を取得しました。
もともと壁紙の生地だったものをカーテンにアレンジ。表と裏で色と構造の異なる生地を合わせることで、今までにないカーテンに仕上がりました。アパレル用としても展開可能です、
刺繍によるファブリックスの装飾性・表現の多様性を追求した刺繍テキスタイルを提案。
1㎡当たり20万針におよぶステッチ数でより立体的に刺繍を形成していきます。高密度の刺繍は、糸本来のなめらかな美しさが重なり合い、生地に圧倒的な高級感をもたらします。
直線のステッチやサテンステッチ以外にも、プログラムステッチや手刺繍ステッチ、タオルステッチ等、機械の特性とアイディアを融合することで様々な変化を生みだすことができます。
使用する刺繍糸のバリエーションを豊富に取りそろえており、糸の種類、太さを巧みに変化させることで表現が変わり、多様な表情を楽しむことができます。
カズマのモノづくり精神から生まれる、今までにない刺繍テキスタイル
帝人フロンティア(株)との共同プロジェクトに取り組み、難燃糸の染色・刺繍加工が可能に。需要が高まっていたものの市場には存在しなかった、多彩なプリントや刺繍加工を加えた難燃カーテンを生産することができるようになりました。
カズマが誇る中国で確立した刺繍技術とプリント技術を組み合わせ、これまでにない、新しい柄の表現と独特の質感を実現することができるようになりました。
機能性と環境適応性を格段に高め、さらなるテキスタイルの可能性を拓く。
本商品はウレタンマットの代替え品として生まれ、素材をポリエステル100%にすることにより、リサイクルが可能になりました。また、3層構造にすることでウレタンマットよりも寝返りをしやすくし、高い体圧分散性と通気性を実現。お手入れはシャワーで洗い流して乾燥するだけのシンプルさです。
風を通しつつ高い遮熱効果と保温効果を持つ高機能カーテン「エコファイン」を、新たに衣裳・寝装向けにアレンジ。遮熱や保温の要となる経糸はそのままに、緯糸に面や吸湿発熱繊維を使用することで、衣料や寝装に適した柔らかな風合い、そして素材の機能をプラスオンした商品へと仕上げることができました。