株式会社カズマは、福井環境プラスチック株式会社、福井環境事業株式会社、福井大学、福井県工業技術センター、ふくい産業支援センターと連携し、2023年度より廃棄予定の生地を活用した再生樹脂パレットの共同研究開発を進めています。
本取り組みは、カーテン製造の過程で発生する端材などを資源として再利用し、再生樹脂と組み合わせることで強度を向上させた再生パレットの開発を目指すものです。

開発背景
カーテン製造の現場では、生地の裁断工程において端材や耳部分などの繊維廃材が日常的に発生します。これらの端材は素材としてはまだ使えるものの、大きさや形がバラバラなため、そのままカーテンや別の製品として活用することが難しく、多くが廃棄されているのが現状です。
こうした課題に対し、当社では繊維素材を布として再利用する取り組みを進めると同時に「布ではない別の用途で活かす」という視点から再資源化の可能性を検討してきました。
廃棄されていた繊維を単なるリサイクルにとどめるのではなく、機能を持つ製品へと転換することで、資源の有効活用と新たな価値創出の両立を目指し、本開発を進めています。
商品の特徴
実験段階では、繊維端材と再生樹脂を組み合わせることで、従来の再生樹脂100%のパレットで課題とされていた強度や耐久性の向上が確認されています。
現在は、共同研究先と連携しながら、実際にパレットを製造する機械を用いた試作を進めています。検証の結果、パレットのたわみの減少なども確認されており、実用化に向けた取り組みを進めています。
今後製品化そして販売に繋がっていけば、生地廃棄物の大幅な削減が期待されます。
今後の展開
カズマではこれまでも、繊維の可能性を広げる取り組みを行ってきました。
今後も本共同研究開発を含めた様々な取り組みを通じて、廃棄される素材に新たな価値を見出しながら、持続可能なものづくりを推進してまいります。